自分が購入したのは、M3DのThe Micro と言う3Dプリンターです。
樹脂を熱で溶かしてソフトクリームのように層を作ってかたちを作る、FDM(熱溶解積層法)方式とよばれるタイプのプリンターです。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、KickStarterというクラウドファンディングサイトで340万ドルの資金を調達したビッグプロジェクトにて生まれた製品です。
”真の意味で最初の家庭用3Dプリンター(The first truly consumer 3D printer )”と言うだけあってコンパクトで軽量で何より安価です。2015年6月時点で349ドルで購入できます。今は国内でも4万-6万程度で購入できるラインナップが次第に登場しつつありますが、それでもまだ最安の部類といっていいでしょう。
国内からでも購入できるようです
届いた一式(本体+リペアキット)とフィラメント
気になる性能は、自分の目指すホビー用途としては十分かと思います。
・最大造形物は109mm x 113mm
・積層の解像度は50-350 micron
・本体重量1㎏
・使用できるフィラメントは1.75㎜径のみ(ABS/PLA)
・ヒートベッドは無し
安価なモデルとは言え、高い解像度でとてもキレイに出力できます!自分の中でも決め手になったのはここです。その対価として印刷スピードはかなり遅めです。ヒートベッドが無いので本格的に試作用途には向かないと思います。そういう意味でも家庭用と言えます。
最初に作ったのは1cmの立方体。CADで1cmで設計したものがThe Microできちんと1cmで出力されるか?これは不安でしたが結果はバッチリです!
次回は、自分が使っているCADと3Dモデリングソフトについて紹介します。
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